KENDOU
どうも、浪人です。
突然ですが、今浪人生たちの間でひそかに流行中のスポーツは何か知っていますか?ズバリ、KENDOUです。かっこいいですよね、剣って。
しかし、予備校に竹刀を持っていくのは、浪人は浪人でも数百年前の浪人ですし、警備員に引き止められるのがオチでしょう。
それではどうすれば良いのでしょうか?
簡単なことです
フランスパンで剣道をすればいいんです。緑地公園でフランスパンを振りかざし、フランスパンで面を入れてやりましょう。競技中にパンくずが地面に落ちても緑地の鳩が食べてくれるのでゴミが出る心配もありませんし、剣道してお腹がすけばフランスパン食べればいいだけのこと。合理的すぎる。
剣道魂に火がついた僕は自習室を出て、スーパーにKATANA(フランスパン)を買いに行くことに。自習室を出て廊下を歩いていると、ちょうど剣道をしたそうなイッチーが暇そうにしていました。
僕「フランスパンで剣道しようぜ!」
イッチー「は?」
僕「フランスパンで剣道しようぜ!!!」
イッチー「勉強したいねんけど、、、」
僕「剣道剣道剣道剣道剣道!!!!!」
イッチー「おっしゃああああああ!!!!!!」
僕は記憶力が悪いので会話内容をあまり覚えていませんが、大体こんな流れで一緒にフランスパンを買いに行った気がします。
〜剣士への道その1:剣を買おう〜
「「フランスパン高ッッッッッ」」
絶妙な値段設定です。おそらくこの村の武器屋で一番攻撃力が高い武器だと思います。こういう場合だと、次の町の武器屋に行って買ったほうがお得なことが多いので、違う店に行くことにしました。
しかし、中々いいパンは売っていません。どれも短かったり、柔らかそうでした。
すると、スーパーの野菜コーナーでイッチーがこう言いました。
「ネギでよくない?」
「「ネギ安ッッッッッッッッッ!!!」」
お買い得でした。
僕たちはネギで剣道をすることにしました。
あと、ネギ一本だけ持ってスーパーのレジに並ぶのがシュールでした。とても。
〜剣士への道その2:実際に戦ってみよう〜
さて、武器を手に入れたらあとは戦うだけです。ネギを一本ずつ携えたバカ二人は決戦の場--緑地公園--へと向かいました。
キィンッ
ボコッッ
ザシュッッッッッ
平和な緑地公園から物騒な音が聞こえてきます
そこには確かに二人のKENSHIがいました
キェェェェェェェェッッッッ!!!
バゴッッッッッ
甘いッッッッッ
「浪人とは?」
浪人(ろうにん)は、古代においては、戸籍に登録された地を離れて他国を流浪している者のことを意味し、浮浪とも呼ばれた。身分は囚われず全ての民衆がなりうる。江戸時代中期頃より牢人を浪人と呼ぶようになった。したがって牢人と浪人は正確には別義である。
(中略)
江戸時代の牢人は士籍(武士としての身分)は失っていたが、苗字帯刀は許されており、武士としては認知されていた。その日常生活は町人と同じく町奉行の支配下に置かれていた。牢人の多くは貧困で借家住まい・その日暮らしの生活を余儀なくされており、細かい手作業で身を立てたり、自暴自棄になって強盗などの犯罪に走った者もいた。(Wikipediaより引用)
死闘でした
二人の剣士による戦いをみて天が微笑んだのでしょうか。空には虹が架かっていました。
そしてその死闘を制したのはッッッッッッッッ!?!?!?
〜完〜
※補足
・撮影協力:オオタチとあしみん
・コピぺ元→https://ja.m.wikipedia.org/wiki/浪人
・実際はイッチーにボコボコにされました。イッチーは元剣道部でした。というか僕のネギが一瞬で折れました。動画→https://twitter.com/kpdgc/status/772036970885238788
・道に散らばったネギは責任を持って全て持ち帰りました。僕の夜食のラーメンの具になる予定です。